活動報告
3.212023
第24回がんライフアドバイザー研修会~がんでの障害年金~
2023年3月12日、ハイブリッド形式でがんライフアドバイザー研修会を開催しました。
まず、障害年金を専門とされている社会保険労務士の溝上久美子先生によるご講義。
「医療・介護従事者が知っておきたいがんの障害年金」
がんライフアドバイザー養成講座で障害年金はしっかり学んだものの、日々の支援でアウトプットしなければ忘れてしまう知識だから学び直したい!と集まってくださった参加者の皆さんに向けて、制度のおさらいから、がんと障害年金のポイント、事例紹介という、基本から応用を網羅する形でお話しいただきました。
参加者から出た質問は、60歳から65歳という再雇用で就労継続していたり、特別支給の老齢厚生年金の受給や繰り上げ受給など、老齢年金の受給も始まる年代の方の障害年金請求のこと。
さすが!がんライフアドバイザー!複雑ながら大事なポイントの質問でした。
事例検討では、代表の川崎が講師を務めました。
「医療現場における障害年金請求への支援」
始まりは就労相談でしたが障害年金請求を検討、請求支援をした事例をあげ、患者さんと交わした会話や、書類作成にあたっての具体的な院内連携などを、あくまでも川崎流としてご紹介しました。
その後、グループに分かれて事例検討をしていただきました。
障害年金は、一度請求して受給できたら、人生が変わるくらい生活の支えになる方もいるはずです。
患者さんにジャストタイミングで情報がきちんと届き、迅速に請求手続きが進められるために、医療現場でできる支援を積み重ねていきたいです。
講師の溝上先生、参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。