活動報告

死の臨床研究会でお話しさせていただきました

11/26~27に三重県津市で開催される第46回死の臨床研究会年次大会にて、講演の機会をいただきました。
演題は悩んで悩んで、
「最期のときを迎える患者と家族のためのお金の処方箋」
医療機関内に限りますが、終末期を過ごされている方のご相談事例を提示しながら制度や保障に触れ、患者や家族が抱えるお金の不安とその緩和策をお伝えしました。
目の前にいる最期のときを迎える患者が、がんと診断されてから、これまでにいくらお金を使ってきたのかなんて、考えたことはないのではないだろうか。
治療費や検査費に限らず、入院通院のための交通費、介護サービス費、アピアランスケアのための費用など、想像以上の金額を費やし、必死で命を繋いできた方も少なくないと思われる。
お金の使い方には患者の生き方や想いが表れるため、目を向けてみていただきたい。
と、抄録で医療従事者の方に投げかけさせていただきました。
偉そうでごめんなさい(笑)
とにかくがんライフを送る中でお金は大事なことだから、お金の不安の緩和もがん治療だと捉えなきゃいけない。
そのためには自分たちも最低限のお金の知識も持っておきたい。
と思ってくださるきっかけになれば嬉しいです。

第46回死の臨床研究会年次大会ホームページはこちら
http://jard46.umin.jp/index.html

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