活動報告
2.262025
第29回がんライフアドバイザー研修会~障害年金請求への支援~

当協会代表の川崎が講師を務め、障害年金専門の社会保険労務士である溝上久美子先生がアドバイザーとしてご助言くださる形で進めました。
障害年金の基本的な内容をお伝えした後、在宅酸素療法での認定日請求で2級に該当した事例、就労を継続しながら認定日請求で3級に該当した事例など、相談事例4例を通じて知識を再確認し、その際の院内支援についてご紹介しました。溝上先生からは、社労士としての役割を明確に示していただくとともに、専門的なご意見をいただきました。
その後のグループ討議では、それぞれの支援経験や課題、疑問点を共有し、意見交換を行いました。医師に診断書を書いてもらうための院内周知方法、患者さんに継続的かつ適切に情報提供するための院内連携、請求のタイミングや支援が遅れないための事前の工夫などについて、具体的に確認し合うことができました。
障害年金請求は、一人の支援者だけで完結するものではなく、患者さんのそばにいる他のスタッフとの情報共有、主治医との連携、患者さんやご家族の状況やお気持ちの把握など、さまざまな要素が整うことが重要だと感じます。
本日の研修会の内容が、それぞれの職場で活かされることを願っています。
アドバイザーの溝上先生、そしてご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。


