2月末、某保険会社の職員の皆さん約200名に向けて講演をさせていただく機会をいただきました。
お金が理由で抗がん剤治療をやめておこうとする患者さんはいらっしゃるのですか？そんな方のお話が聞きたいです、とお打ち合わせ時に担当者の方がおっしゃいました。
実際に代表の川崎への相談には、これまでに数えきれないほど、そんな方がいらっしゃっています。
「やめておこう」には「諦める」と「受けたくない」という大きな気持ちの違いがあります。
諦めるのであれば、ご事情や病状を伺いながら、不安が少なく受けられるように、お金のことを一緒に考え、できるアドバイスをしています。
きっと誰にも相談されずに諦めて、通院をやめてしまう方もいらっしゃると思われることから、がん治療を継続していく際のお金の問題はもっと深いと感じています。
そんなことも踏まえ、標準治療のこと、高額療養費制度などの制度のこと、副作用と就労のことなど、事例をあげながら90分お話させていただきました。
過剰に保険に入って備えることもなく、がんになってお金が理由で治療や何かを諦めてしまうこともなく、自分に合った適切な備えができるような活動に繋げていただけたら嬉しいです。
（代表の川崎は保険の営業をしたことはないし募集人でもありません）
ご縁をいただき、ありがとうございました。