がんライフアドバイザー®養成講座

がんライフアドバイザー®養成講座とは

がん患者の経済面・就労面への支援のスキルアップ!


経済毒性の研究も進んでいるほど、がん患者が抱える経済面や就労面の問題は、がん治療において重要視されつつあります。

経済面や就労面の不安の緩和はがん治療の1つとして捉え、がん患者の身近にいる医療従事者、介護従事者が、患者や家族との会話の中から、経済面や就労面の悩みをタイムリーにキャッチし、適切な支援の場につなげていくことが求められます。

それぞれの専門家から、患者と家族のお金や仕事の相談に踏み込める知識やノウハウを学び、自身の生活設計にも役立つがんライフアドバイザー®養成講座。
あなた自身、そしてあなたができる支援を深めるために学んでみませんか?

がんライフアドバイザー®養成講座は2016年にスタートし、これまでに全国の医師、病院看護師、訪問看護師、社会福祉士、 薬剤師、介護支援専門員などが受講し、それぞれの職場でがん患者の経済面や就労面といった社会的側面の支援に携わっています。

 

受講対象者


・医療資格または介護資格を持ち、医療や介護の現場に従事にしている者
・医療や介護の現場に従事することを目標に、医療資格または介護資格を取得中の者
上記のいずれかに該当する者
※医療資格および介護資格とは医療・介護・福祉系の国家資格または一部の公的資格を指します。
公的資格に関しては当協会で認めるものに限ります。お問い合わせください

 

認定までの流れ


養成講座全項目受講(受講可能期間は申込みより6ヶ月間)

総合確認テスト(オンライン)

合格者には修了証書を発行

※養成講座受講の修了だけでは、認定にはなりません。
がんライフアドバイザー®の認定には、当協会への入会と事例検討のスクーリングを受講いただく必要があります。

eラーニングとなってまもなく開講!
2023年度がんライフアドバイザー®養成講座

申し込み開始まで しばらくおまちください。

※eラーニングの受講費用も昨年度同様55,000円を予定しています

がんライフアドバイザー®養成講座の内容

がんと共に生きる時代になった今だからこそ、がん患者さんは、生きるためのお金や仕事の悩みを抱えています。その悩みの解消に応じられる医療従事者、介護従事者のスペシャリストづくりを目指し、当協会が定めたオリジナルのカリキュラムです。

一流の専門家が講師を務め、がん患者やその家族のお金や仕事のご相談に応じるために必要な知識を習得する講義となっています。

概論、がんと生活設計、がんと保険、相続と贈与、がん医療、社会保障、就労支援、の7項目で構成されています。

概論

がん患者さんが抱えるお金や仕事の問題の現状、医療従事者・介護従事者として目指す支援、お金の話をアドバイスしていく上で気をつけたいマナーも確認します。

がんと生活設計

患者の漠然としたお金の不安を取り除くためには家計の整理が大切です。そのためのツールとして、オリジナルのお金のカルテをご提案します。
患者から質問を受けることが多い医療費控除について、税金の基礎からしっかり学びます。
住宅ローンは家計の中でも大きな負担となっている固定費です。返済を滞らせてしまう前に、打てる手だてはないのでしょうか。住宅ローンだけでなく、患者が抱えがちなその他ローンの知識、そして子供がお金で進学を諦めてしまうことのないよう、アドバイスに必要な教育費事情も習得します。

がんと保険

経済的に厳しくなれば、加入中の保険を見直して支払う保険料を下げたり、解約返戻金など民間保険を活用してお金を得ることを考えていくことも必要です。そのためにしっかり保険の基礎知識を固め、応用するノウハウを学びましょう。患者にアドバイスするために、まずは自身が加入している民間保険の理解から始めます。

相続と贈与

命を意識すると、誰もが自分の人生の閉じ方を考え、遺す人に迷惑をかけないようにと思うのではないでしょうか。知っておきたい相続や贈与の知識だけでなく、患者に寄り添ってアドバイスする際に役立ててほしい経験談もお伝えします。

がん医療

看護師とMSWの職務柄、がん医療の知識量に差があることは止むを得ません。ここでは、看護師もMSWも、がんライフアドバイザー®としてがん患者と向き合うにあたり、各がんの治療やがんゲノム医療、在宅医療など、必ず頭に入れておいてほしいがん医療の知識を幅広くお話します。国としてのがん対策にも触れ、最新のがん医療の現状を再確認します。

社会保障

わが国の社会保障制度は申請主義です。そのためには利用できる可能性のある制度を網羅し、患者一人一人に合わせ、漏れのないようなアドバイスをすることが求められます。例えば、障害年金にしてもどのタイミングでどのような書面で申請するかで、受給の可否が違ってきます。患者だけでなく、家族の生活も踏まえ、社会保障制度をどう利用するか、考えていきましょう。

就労支援

働く世代のがん患者にとって、がんに罹患してもこれまで通り働き続けられるかどうかは、暮らしやお金、生きがいを考えても切実な問題です。国の施策の1つでもあるがん患者の就労支援。実際、どのようにがん患者にアドバイスをしたらいいのか、どこまで支援できることなのだろうか、といった皆さんの悩みの声にもお応えしつつ、事例から考えていきます。

養成講座のお申込みページへ

これまでの受講者の所属医療機関・介護事業所など

これまでの詳しい開催内容は≫ 活動報告 の養成講座ページ をご覧ください。

<北海道>
北斗病院・一般社団法人とかちシニアサポート協会など
<関東>
神奈川県立がんセンター
<中部>
愛知県がんセンター・北アルプス医療センターあづみ病院・芳珠記念病院・金沢大学附属病院 など
<近畿>
大阪国際がんセンター・神戸大学医学部附属病院・和歌山県立医科大学病院・宇都宮病院
兵庫医科大学病院・公立那賀病院・神戸市立医療センター中央市民病院 明石市立市民病院
石切生喜病院・風の馬ペガサスケアプランセンター石津北・市立藤井寺市民病院・市立豊中病院
日本赤十字社和歌山医療センター・和佐居宅介護支援センターふれあい・淀川キリスト教病院
訪問看護ステーショングリーンスマイル・大阪重粒子線センター・大阪刀根山医療センター
大阪府済生会吹田病院・社会福祉法人大泉会 ゆいの希・大阪府庁・和歌浦中央病院
大阪市立総合医療センター・大阪大学医学部附属病院・市立貝塚病院・大阪急性期・総合医療センター
大阪府訪問看護ステーション協会・宝塚市立病院 など
<九州>
琉球大学病院・おもろまちメディカルセンター など

 

受講者の感想

医療ソーシャルワーカーのSさん

看護師のOさん​

医療ソーシャルワーカーのYさん

医療ソーシャルワーカーのWさん

医療ソーシャルワーカーのHさん

臨床心理士のTさん

医療ソーシャルワーカーのAさん

看護師のFさん​

養成講座のお申込みへ

医療者・介護者の方へ。がんライフアドバイザーは医療従事者対象の資格です。
患者さんアンケートにご協力ください。
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